エアープランツとは?
エアープランツの特徴
普通の植物は、土から養分や水を吸収して成長しますが、エアープランツはその名の通り空気中の水分や窒素などを吸収して成長する植物です。葉も花も形も種類によって様々なものがあり、約2500種類以上あると言われています。
観葉植物の一種で、パイナップル科の植物です。代表的なものは、チランジア(ティランジア)と呼ばれています。チランジアをエアープランツと呼んで販売している場合が多い。
土から養分を吸収しないエアープランツは、他の観葉植物とは育て方(管理方法)が違います。大きく分けて二種類あり、葉が白い毛(鱗片)で覆われている銀葉系と、葉がツルツルとして緑色の緑葉系に分かれます。 銀葉系は乾燥した環境を好み、緑葉系はある程度湿気のある環境がよいでしょう。どちらも、育て方や水やりの回数など大幅な違いはありません。
エアープランツの育て方(水やり)
エアープランツは夜間に葉から水分を吸収します。昼間は気孔が閉じています。そのため、夕方から夜間に水を与えるのが理想的です。水のやり方は大きく分けて2つの方法があります。
霧吹きを使い葉全体をまんべんなく湿らせるミスティングという方法と、バケツなどに室温にした水を張りエアープランツを丸ごと浸すソーキングという方法があります。
ミスティングは、週1〜2回を目安に、乾燥する季節などは少し回数を増やすようにしましょう。
ソーキングは、1ヶ月に1回くらいで、4〜6時間程度行って下さい。梅雨時期など湿度の高い時期は、ソーキングは不要です。
そして、どちらも夜間に行いましょう。
エアープランツは、非常に丈夫な植物で38度くらいの高温な環境から0〜5度 くらいの低温な環境でも生息できると言われています。しかし、湿度の高い状態が続くと腐ってしまう場合があります。ソークキングの後に、株の中心部分などに水がたまったままにならないように、逆さまに吊るしたりして乾燥させましょう。
エアープランツは、風通しの良い場所を好みます。トイレなどの密閉された空間では枯れてしまう場合もありますので、通気性の良い場所に置きましょう。なお、真夏の直射日光などが当たらないところに置きましょう。
エアープランツの栽培
エアープランツの楽しみ方エアープランツは、土を必要としない植物です。土に植えると蒸れて枯れてしまうことがあります。木や板などに固定してお好みの場所に置いて楽しみましょう。なお、根が着床すると花が咲く種類もあります。 |
エアープランツの増やし方(株分け)エアープランツは、花が咲いた後に子株が出来ます。子株が出来たら切り分けましょう。開花後は親株は、だいたい枯れてしまいます。春と秋(成長期)の水やりに2000〜3000倍に薄めた液体肥料を使うと良いでしょう。 |
エアープランツを育てる際の注意点エアープランツだって植物です!いくら管理我が簡単なエアープランツでも水をやらなければ枯れてしまいます。放置は絶対にダメです。 |