エアープランツの栽培

エアープランツの栽培方法

エアープランツってどんな植物?



エアープランツは、パイナップル科(アナナス科)の仲間で、チランジア属などの植物の総称で、おもにアメリカ南部から南米やアルゼンチンなどに広く分布しています。外観は、サボテンやパイナップルの葉に似ています。通常の植物のように土を必要とせず板や木や岩石などにくっついて育ちます。原産国は標高の高い場所が多い為、温度差など環境への適応能力が非常に高いのも、管理のしやすいエアープランツの大きな特徴と言えるでしょう。

エアープランツはどこから水分を吸収してるの?



雑貨屋さんなどでエアープランツを見かけるときに土に植えてあるものは、まずありません。根から水分を吸収する植物ではないエアープランツの根は、だだ体を固定する役割しかはたしていないのです。そのため、木や岩石などにワイヤーなどで固定して販売されていたり、ただガラスのコップのようなものに入れてあるだけの状態で販売されているのです。

水の吸収は、葉など全体から吸収しています。そして、おもに夜間に吸収しています。そのため、水やり(ソーキングや霧吹き)は夕方から夜間に行うのが一番効果的でしょう。

エアープランツって花は咲くの? 



エアープランツは、株が充実してくるとまれに花を咲かせます。全ての種類のエアープランツが花を咲かせるわけではありませんが、色鮮やかな花を咲かせる種類が多いです。種類によって違いますが、2〜3年の周期で花を咲かせます。花が咲き終わると子株が出来ます。その子株を取って株分けします。そして、その後1〜2年ほどで親株は枯れてしまいます。

  

inserted by FC2 system